
研究×創造力を駆使し
お客様の課題を、
光学技術で解決
お客様の「挑戦したい!」気持ちに
光学技術で寄り添うパートナー。
当社は光学機器の開発や設計、試作を受託する事業を行う愛知県の企業です。
光学の専門知識を有するエンジニアが、研究力と創造力の強みを活かして、
お客様の課題に寄り添ったアイデア提案方式のサービスを提供しています。
システム設計にも力を入れています。それは、光学部品をはじめ、メカやエレキ、デバイス、ソフトウェアを最適に設計することで初めて光学機器としての性能を発揮できるからです。
お客様の「挑戦したい!」気持ちを光学技術でサポートする、技術・アイデア・チャレンジ精神に満ちた会社です。
事業内容

光学機器の
開発・設計・試作
お客様の仕様をベースに、光学機器の開発や設計・試作の一部または全てを受託します。例えば、レンズ設計や照明設計、レーザ光学設計、回折光学設計など多彩な光学機器に対応します。

光学技術
コンサルティング
お客様の実現したいことをベースに、光学技術でどのように実現できるかを企画・構想の段階から伴走します。
光学技術が初めてのお客様にも安心して取り組んでいただけるようにサポートします。
事例紹介
カメラレンズ設計
カメラに用いるレンズ設計を行い、設計結果を納品します。
お客様にて策定された仕様に基づいて、レンズ設計を行います。
レンズ設計では解像度指標であるMTFの仕様を満たすように、レンズの形状や材質を決めます。同時に制約条件である、画角やFナンバー、焦点距離、バックフォーカス、ディストーション、周辺光量落ちなどの仕様を満たすように設計を進めます。
また、ゴースト設計も重要な設計項目です。ゴーストは迷光の一種で 、レンズの表面で複数回反射した光がカメラに到達する現象で、画質に影響する項目です。ゴースト設計では、レンズ形状を修正しながらゴースト照度の低減を図ります。
迷光にはフレアと呼ばれる、鏡筒の表面で反射した光がカメラに到達する現象もあります。その場合は、鏡筒内にバッフルや遮光線を入れ込みながら低減を図ります。
レンズだけでなく鏡筒も含めた光学設計で性能を訴求します。
当社では、レンズ設計には「OpTaliX」を、ゴースト設計には「OpTaliX」もしくは「FRED」を、鏡筒設計には「Autodesk Fusion」を用います。
設計結果は、レンズデータ(OpTaliX形式/Excel形式)やCADデータ(dxf形式/STEP形式)など、お客様のご希望に応じた形式で納品します。

照明機器開発
照明に必要なレンズ設計やLEDの選定、調光用回路設計、
組付け用筐体設計、それらの試作をトータルに行います。
お客様が作成した仕様に基づいて、照明機器を開発します。
開発の流れとして例を以下に挙げます。
仕様のヒアリング ▶︎ 概念設計 ▶︎ 詳細設計 ▶︎ 試作 ▶︎ 納品
概念設計では、仕様に基づいてLEDの選定や光学構成、回路構成、メカの外形のイメージを掴みます。
詳細設計では、選定したLEDの発光特性に基づいてレンズの設計を行います。光の照射範囲や照度均一性などをレンズで制御します。また、LEDの調光制御に必要な回路設計を行います。さらに、これらのパーツを組み付けるための、メカ設計も併せて行います。
高輝度なLEDは発熱源となるため、電子基板を含めた放熱が課題です。当社では放熱設計を行い、温度制約に基づくLED選定や、放熱性を高める基板設計・メカ設計・放熱接着剤選定を行います。
試作では、詳細設計の工程で作成した設計結果に基づいて、仮説検証のための少量製造を行います。
このように、システム化された光学機器をワンストップで開発し、試作品を納品することが可能です。

製品開発のコンサルティング
企画の段階からお客様と一緒に製品開発を行います。
光を扱う製品の開発には専門知識が必要です。
製品企画の段階では提供価値に視点が置かれますが、その実現性を考察にいれることは製品化するうえで重要です。
この実現性の検討を上流工程で行うことで技術的なリスクを減らし、その結果開発コストを低減することができます。
しかしながら、実現性の考察には物理的な計算や技術的な制約、サプライチェーンの制約など専門的で広範囲な知識と経験、人脈が必要となり、ハードルが高くなりがちです。
そこで当社では光学機器の開発や設計、試作の事業で培ってきた光学知見を活用して、お客様の製品開発を支援するコンサルティングを行います。
例えば、貴社の開発業務に入り込んで光学技術者の観点で仕様や構造の提案を行ったり、専門的な計算や検証を行ったり、具体的な構想設計を行ったりします。またニーズに応じて、貴社の技術者に光学の観点でアドバイスを行います。
サポートの手段は、お客様のニーズに応じてカスタマイズが可能ですのでご相談ください。

お取引の流れ

「光でこんなこと出来る?」や「どんな光学系が必要?」などの概念設計は、無償にて対応しています。
お気軽にご相談ください。
概念設計の結果、「詳細設計に進みたい」と考えて頂けた際には是非、ご契約をお願いします。

1.お問い合わせ
当サイトのお問い合わせフォームから、お気軽にご連絡ください。

2.ヒヤリング
お問い合わせ内容を参考に、お客様のニーズをヒヤリングさせていただきます。その結果に応じて、当社から提供可能なサービスを提案します。

3.納品仕様と見積書提出
当社からお客様へ納品仕様書と見積書を提出します。また、構想設計を実施した場合は、納品仕様に替えて構想設計資料を提示します。
お客様がご判断できる情報を揃えます。

4.お客様の発注
詳細設計に進みたいとご判断いただけた場合は、発注をお願いします。
コンサルティングの場合は、発注後に業務を開始します。

5.製作
納品仕様書に基づいて、設計や試作を行います。
コンサルティングの場合は、業務を実施します。

6.納品
当社にて完成検査を行い、設計結果や試作品を納品します。コンサルティングの場合は、報告書等の成果物を納品します。

7.お客様の検収
お客様にて納品物を検査いただき、仕様書通りに完成している場合は検収手続きをお願いします。

当社のリソース
人材
- 光学技術の研究開発を15年以上経験してきたエンジニア
- 光学システムを支える部品に精通したパートナー企業との連携
ソフトウェアスキル
| 光学設計ソフト | OpTaliX, FRED, (LightTools, VirtualLab, Zemax, CodeV) |
| 機械設計ソフト | Autodesk Fusion, Rhinoceros |
| FEAツール | (Autodesk Fusion Simulation) |
| ソフト開発 | Python, C/C++, (LabVIEW) |
| 光学設計ソフト OpTaliX, FRED, (LightTools, VirtualLab, Zemax, CodeV) |
| 機械設計ソフト Autodesk Fusion, Rhinoceros |
| FEAツール (Autodesk Fusion Simulation) |
| ソフト開発 Python, C/C++, (LabVIEW) |
テクニカルスキル
| 光学設計 | レンズ設計、照明設計、レーザ光学設計、回折光学設計 |
| 機械設計 | 筐体設計、ジグ設計 |
| ソフト実装 | データ解析、画像処理、自動制御、マイコン制御 |
| 光学設計 レンズ設計、照明設計、レーザ光学設計、回折光学設計 |
| 機械設計 筐体設計、ジグ設計 |
| ソフト実装 データ解析、画像処理、自動制御、マイコン制御 |

